築28年の店舗兼住宅です。
体調を理由にお店を閉めることになり売却することになりました。
売却を決めてからどのような行動をしたかなどをインタビュー致しました。
- それではお願いします。
今回、なぜ売却しようと思ったのですか?
まあ、もう店を閉めるからかな。
うん。
- 分かりました。
売却して住み替えしようということでしたね。
では、最初に売却しようとしたしようと思った時に、
どういう行動を起こしたかと言うか、
まず不動産を売却することを誰にお願いしようと思いましたか?
うちで保険とか、いろいろずっと担当でやってもらっている人がいるんですよ。
- はい。
その人に不動産売却を考えているし、もしよかったら不動産関係で分かる人を紹介してって。
で、紹介してもらったんですよ。
あっ、その前にインターネットのやつ。
- 一括査定ですね。
そう、それで御社だけしか出てこなかったのかなあ?
- そうなんですか?
2社出てきたのかな?
2社で出てきて、依頼するってクリックしたんですよ。
でも普通そういうWEBで申し込みしたら、「受け付けしました。」って形で返信メールがくるじゃないですか?
でも来なかったんですよ。
で、また日を空けて時間帯もあるかな?と思って、
もう一度依頼申し込みしても上手く行かなかったんですよ。
だからもういいやと思って。
そして、保険の担当の人に知り合いがいるそうなので、
その人に聞いてみようと思って、それで見てもらったんですよ。
でも、その担当者と知り合いの人に室内を見てもらったら、
なんか全然乗り気じゃなかったんですよ。
- 不動産会社がですか?
それは何故ですか?
そこは実は売買とか買取、そういうのが得意ではなくて、
リース物件とか事務所とかを扱う形にシフトしたらしくて、
昔は売買や買取りとかの扱いもしていたけど、
なんか高い金額の物件はなかなか買えない、売るまでに時間かかるし、
なので自社物件の工場とかそういうものを管理する方が良かったんでしょ。
それで、「買い取りで見積もりではどれだけになる?」
って聞いたら、
なんかすごい安い金額提示されたので、
「こんなもん土地の金額に毛が生えてる位にしかなってないね?」
って言ったら
「いや、ただこの土地の坪単価はこれくらいになっているけど、売り価格から考えると買取価格はそれから大分低いもんですよ」
って言われて。
「でも、それでもあんまりにも低すぎないか?」
ってなって。
その後も担当者の人が写真撮らせてくれって言って、
でもなんか文句ばっかり言うんですよ。
- そうなんですか?
3階の所、あとキッチンとリビングの所、あそこに空間ないでしょ。
- はい。
対面キッチンになっていなくて、仕切りがあるって事ですね。
あそこはわざと埋めたんだけど、そしたら買取業者が
「私達は、ここを売ることを考えたらリフォームしないと売れない。
リフォームする事を考えると、ここの空間が開いてないから」
「家を買う時って奥さんの意見がかなり反映されるから、
ここが開いてないだけでかなり不利になるから、
開ける工事の分も含めて概算すると、買取価格はすごい安くなる」と言われて。
あと壁が古いとか、クロスも全部張り替え、フロアも古いからここも全部リフォームして、
それだけでも2,000万円以上かかるって。
- えー!2,000万円ですか?
そう、だからそれを聞いて、その時点で ダメやなと思って。
まあわかった、じゃあ気が向いたら電話するって帰して。
その後紹介してくれた人に「ごめんって、なんかこんなこと言われた」って言ったら、
私たちは仕事がらみで、グループかな?不動産会社と保険会社のグループで、
仲いいけど仕事関係ではそこまで仲良くないし、嫌だったらやめてもらってもいいからって言われて。
その話が土曜日かな?夕方ぐらいじゃなかったかな?
それから御社から電話があったんですよ。
あれ?と思って
「webから行ってましたか?」
って僕言ったと思うんですよ。
- 私の所には、ちょっといつweb申込みしたかわからないんですけど、 一応11月 1 日に私のところにメールが来たんです。
あの入力してからどれくらい経っているんですか?
2週間か3週間くらい経って連絡がないから、もう申込みされてないと思ってたから、知り合いの話を進めてたんですよ。
それでやってみてダメだと思って、紹介してくれた人にあの話ダメになったって言わんなんなー、と思った時に
確か金曜日の夕方が土曜日だったと思うんだけど、
何で電話きたの?と思ったらwebからって言われて。
それで話をしたら
「行ってもいいですか?」
って。
僕は「良いですよ。」
それでどうのこうの話してたら
「今日の2時か3時に行ってもいいですか?」って言われたから、
あっ、早い!と思ったんです。
- そうなんですね。
だからグッドタイミングだったんです。
ひと段落して、もう行ってないと思ってたwebからの電話あったから。
そして電話があったときに確か、その日か次の日かすぐ来たと思うんです。
- そうですね多分お話しして、
もう予定が合えばすぐ行きますね。
すぐ来てくれたなと思って、すぐにお願いしますと。
それが流れなんですよ。
- ああ、そうなんですね!
じゃあ、お会いした不動産会社は2社ってことですね。
そうです。
うん。
まあ、もう1社がちょっと売却とか買取なんかがあんまり得意ではなかった。
- わかりました。
まあ、あと残ったのは弊社だけじゃないですか?
他に探そうとは思わなかったのですか?
その辺りは如何でしょうか?
まあすぐ売れるものでもないから良いわって思って、
その後もずっとお任せきりで、まあこっちもバタバタしてほったらかしにして。
でも3月の半ばから4月に一回、電話かけてると思うんです。
「まだですか?」って、あと専任媒介の期限の話で。
その時に親にも言われて
「まだ売れてないなら、そんなの売れんだろ」
って言われて。
「ほんとは何も言わんかったけど、不動産屋いっぱい知ってるよ」
って言うんですよ。
選挙が近かったから、すぐではないけど
「地元の議員さん経由で昔からつながりもあるし、
選挙終わってからだったら、頼んだら不動産屋のところでゴリ押しでなんかできるかもしれんよ。」
それで僕、電話したんですよ。
媒介期間を聞いてくれって言われたから、でも電話で話したとき何組か見に来る予定があると聞いて。
選挙も近かったし、あんまり中途半端に動いて、もしものことがあったらまずいし、
そんなコネ使うのもまずいかもしれないから、売れたら売れたで。
それでとんとん拍子に進んでよかったです。
- 分かりました。
売却の販売金額はどのように決めましたか?
初めは販売金額 3200万円で販売したかなと思います。
その金額は私も査定して、売却金額の提案したかなと思うんですけど…
最初は、途中で私の友人で3500万円で買いたい人がいるって。
その人はコロナ前に、工場建てようって見積もりしていたらしいですよ。
そしたら、とんでもない金額の見積もりが来たので、
私の家が一階が作業場で上が住居だから、少しせまいかもしれないけど検討しようということになりました。
その方が社長で、まだ会長が権限を持っていて、すぐ返事するって言っていたけど、
途中で体調崩して、すぐには返事できない事になって。
これ以上待てない、となってこの話はなしになりました。
3 月の時期ですね。
- 分かりました。
少し話が戻るかもしれないですけど、
なぜ弊社に不動産を任せようと思ったのか、
何かポイントとかありましたか?
うん、対応が早かったから。
- そうですか。
あの対応早いし、金額面で何がどの位かかるとか、販売金額3200万円
って即答だったじゃないですか。
ちょっともう1回どうのこうのとか、また後日とかって言わないで即答で言ってくるから、
頭の回転早い人やし、この人の方がいいわと思って。
- そうでしたか。
ありがとうございます。
Mさんの場合、友人のことで販売は少し止まっていたりしましたが、
通常より早めに売れたかなと思うんです。
中古住宅は大体3ヶ月以内に購入希望者が出てきても、
居住に必要なリフォームとか、リフォームを考慮した住宅ローンを組むには、
リフォーム金額を申込み時に、同時に提出しなければいけないので、
大体3ヶ月以上は掛かってくるのかなと思います。
そう。始めに私が
「3 ヶ月見とけば大丈夫ですか?」
って聞いたら、
「 3 ヶ月から4、5 ヶ月見てもらえれば大丈夫じゃないですか?」
って言われたから、
あ、大丈夫なんだなと思っていました。
- はい、正直、設備も整ってましたし、
あの物件自体が以前M様がやられてた仕事の同業の方は
すぐ作業も出来る、そういうのはありました。
多分、買われた方も、場所的にもオッケーやし、
いざ自分で建てようと思ったらすごくお金がかかるんですよ。
- わかります。
蛍光灯もたくさんついてたり、あれだけ設備が整っているのはなかなか無いから。
- そうですね。分かりました。
不動産売却したのは今回が初めてですかね?
初めてです。
- それでは、不動産売却を完了したんですけど、
今のお気持ちを聞かせてもらっていいですか?
確定申告の時にまだしなくちゃいけないなって思ってます。
店閉めて、一応年明けまで仕事してたし、何かごちゃごちゃ言われる方と思って。
特に自宅を売却したことに関しては、購入した価格より低いですからそのまま申告されたら良いかなと思います。
- 最後に不動産を売却する人に、
何かアドバイスとかあれば教えてください。
アドバイスとかは特にないけど、やっぱり高い買い物やから個人ではやらない方が良いかな。
やっぱり不動産業者通したほうがスムーズやね。
こんなもんかな。
- インタビューは以上です。
ありがとうございました。