T様 東京都在住 姉A様 妹B様 弟C様
7-2

東京都在住の方、C様が代表で手続き等をされました。
司法書士の協力のもと無事所有権移転出来ました。
東京まで行きインタビューして参りました。
金沢にある生家をご売却された今のお気持ちをお聞きしました。


- それではすいません。はじめさせてください。
はい、今日はありがとうございました。
で、今回、売却しようと思った動機というか、何年か空き家になっていたかなと思うんですけど、
売却しようと決心がついたご動機というのはありますか。



C様: 
私が売りたいと思ったわけではないのですが、姉達が年金だけで生活しているから少しでも足しになるように、

金沢市にある相続した空き家を利用したいと申し出があったので、僕が一番動きやすいだろうと言うことで一応、動きが初めてですね。

先ずは、インターネットで検索したらお宅が、北岡さんがヒットしまして。で、金沢のO町に比較的一番近いところだから、

行ったり来たりするにも便利かなと。それでお願いしたんですよね。


- あのー、インターネットで調べた時に何社か。



C様:
はい、ありましたね。査定書も来ましたし。


- そうですか。



C様:

でも1番近いところの方がより良いかな?と思ってですね。

行ったり来たりするのも何だから それでちょっと、まずお願いして直接お伺いしたんですけど。


- はい、近いところでとお声掛けてもらってありがたいです。



C様:
行ったり来たり、お宅が一番近いところで知ってるから、僕も石川県で暮らしていたし、ここでも暮らしてるんだけどね。

40年ぐらい石川にいて、それで結婚して都内に行っちゃったんですけどね。


- 皆さんは金沢で生まれたんですか?



A.B.C様:
そうです。


- そうですか、私の先祖も隣町の出身で、はい、土地勘も私もあったので、お力になればなと思ってました。



C様:
あーそうでしたか、なるほどね。


- それで、あそこはご実家でお父さん、お母さんが住んでいらっしゃったんですかね。
で、若い時に皆さんは関東の方に出られて、お父さん、お母さんがあそこで暮らしていたのですね。



B様:
父親は昔、開業医で内科だったのでそこは医院だったんですね。


- それで空き家になってどれぐらい経つんですか。



C様:
どれくらいだろう。僕がいなくなってからだから、それまでは使ってたからね。
えーと。


B様:
それからも時々使っていたからね。


C様:
親が2人で住んでいたんだけど、先に母がなくなってその後に父親が亡くなったんですけどね。
それでももう 40 年以上経ってますかね。だから父親が亡くなった日はちょっと手帳に書かれているけど約 40 年ぐらいかな。





- 40年以上空き家だったわけですね。



B様:
年に2週間ぐらいしか行かない。

C様:
夏にちょっとね。墓参りに行く時にホテル代わりに使ってたくらい。


- それはいつぐらいまでされてたんですか?



B様:
うーん3 年前、コロナ前まで。うん。


- じゃあコロナ前までは年に1回か2回金沢に行って、寝泊まりして掃除したりお墓参りして。



C様:
年に1回・2回。

B様:
1回。

C様:
1 回だね。うん。

B様:
うーん、8月のお盆に2週間ほどちょこちょこっと行ってただけ。


- じゃあその都度、電気、水道通してって感じでやってたんですかね。



B様:
そうそう。


- まあ、あの空き家になって40年ぐらいで。
年に1度金沢を訪れた時に、何か家に不具合とかなかったですか。
比較的大丈夫だったんですかね。



B様:
うーん不具合があっても我慢してた。(笑)


- なんか雨漏りしてたとか。



B様:
そんなことはなかったです。近くに専属の大工さんいたから。



- そうなんですね。それはすごいですね。



C様:
私の高校時代にブロック塀が台風の影響で全部倒れたことがあるんですが、他に建物自体に不具合っていうのはあまり記憶がないですね。

B様:
あそこに半分以上木が植えてあるでしょ?あそこは風が強いから大変なのよ。






- そうですね、周りは田園ですから風が強い地域ですね。



B様:
そうなの。だから木は抜かないでって言われていた。村はずれの家だから風が強かったですね。



- 約40年間、年に1回は訪れていましたけど、
都内から距離がある石川県に空き家の状態で建物があったことに何か不安なこととかありましたか?



B様:
隣の人が親戚なので。



- そうなんですか?隣の方は親戚なんですね?



C様:
そうなんです。だから隣の人が親戚なのでそれで安心していられたんです。
だから比較的あの安心して何かあったら連絡もらえたし。



- そうですか。それでしたら安心でしたね。
何度かご挨拶していましたがそのようなお話にはならなかったです。



B様:
最初は隣の人が欲しいって言ってたんやけどね、タイミングが合わずに・・


- すいません。さっきとお話が重複するかもしれないですけど
不動産会社を選ぶ際はどのようなポイントを重視していましたか。



C様:
うーんと、僕は、何て言うんですかね。
経過とか信頼度とか色んなそういうのが全然わからないので、
さっきお話ししたように。すぐに行ってすぐお話できる。距離的なことは一番重視しました。
それで上手くいくかなと。



- あのーお会いしてどうでしたかね。(笑)



C様:
正直、まあ安心しても任せできるのかなっていうのはありました。



- (笑)そうですか。はい、ありがとうございます。
で、すいません、今回売却に進めていく事となり何か気持ち的に、どのような今心境ですかね。



B様:
寂しい感じがするわー。
私たちはあそこで生まれ育ったから、なんかさ、寂しい感じはするわー。


C様:
やっぱりお里が無くなるって寂しい感じがする。
あれがなくなるって。うん、それは仕方ないですね、はい。
ただ固定資産税だけ払っていくのもどうかと思うし仕方ないね。



- そうですね。



C様:
それと後もう一つ問題が、あそこの近くの寺にお墓があるんだけど、それを移転するか始末をしないとずっと費用が掛かっちゃうんですよ。
まあそれをどうしようかと思っているんですよ。墓じまいする人も多いですからね。それをインターネットで調べています。



- では、最後に皆様のような、金沢市で生まれて学生になって関東の方に来られる、
そのまま関東が拠点となってご両親が住んでいた生家が空き家になって、
今のような境遇の方が結構いらっしゃるんかなと思うんですけど、
その方がもし売却する時に何かアドバイス的なことはありますか。




C様:
うーん、そうだなー


- C様のようにインターネットで検索して金沢の業者が一杯出てくるかと思います。
そこでピックアップしてご縁を頂きました。



C様:
そうですね。地元に知り合いの不動産業者がいたらよいですけど、
理想で言うと地元の出身者とか、まずは色々検索してお話してみてやっぱり土地勘がある人が良いかなぁ。
都市部の不動産業者だと離れているからダメなんですよね、わかんないから。
だから金沢市のより近い所にいらっしゃったからその方が進めやすいのかなと思いました。



- はい、ありがとうございました。インタビューは以上となります。
こういう遠方の方からお声かけていただきご縁ができたこととてもうれしく思います。
ありがとうございました。