「令和6年能登地震被災者の新たな住まいと今後への第一歩」
賃貸型応急住宅への三者契約
今日は、野々市市にある一戸建てで応急型賃貸住宅のための助成金を受けるための珠洲市を交えての三者契約の手続き行いました。
この物件は所有者が施設に入居しており、空き家となった実家を娘様が被災した人々が使用できるようにしたいというご希望で今日に至りました。
契約の前に少し時間があり、入居様から令和6年の能登地震での被災経験についてお聞きしました。
入居様は珠洲市でお住まいで、令和6年に発生した能登地震で大きな被害を受けられました。
1回目の地震は外にいらっしゃったものの、2回目のより大きな地震が起きた際には、家屋の中にいました。
その地震で道路が陥没し、もし外にいたら命を落としていたかもしれないとのことでした。
結果的に5日間、奥様と車の中で孤立状態にありました。
現在は車で行けるようになったものの、復旧の見通しは立っておらず、戻るかどうかも決めかねている状況です。
復興と住まいの再出発への道筋
この話を聞き、自然災害がもたらす影響の深刻さ、それに伴う過疎化が進む地域の課題に改めて思いを馳せました。
人口減少が避けられない奥能登地域では、どのように復興し、人々が住み続けられる環境を整えるかが大きな問題です。
応急型賃貸住宅への移住は、被災された方々にとって新たなスタートとなりますが、それは同時に多くの不安を伴う選択でもあります。
今日の契約がで入居様にとって少しでも心の安定と新たな希望の光になればと願います。
私たち不動産業者は、ただ家を提供するだけでなく、被災された方々が新しい生活を始める上での支えになりたいと思います。
現在、空き家のお持ちの方々にとっても、自分の物件が誰かの新たな生活の場として役立つことを知っていただきたいです。
このような経験を通じて、私たちは人との繋がりや支援の大切さを改めて感じ、それを通じて地域社会に貢献していくことの重要性を再確認しました。
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