「会社の閉業に伴う建物売却開始」
長年の歴史を持つ中村町の建物の売却
連日続く暑い日の中で、中村町にある建物の売却手続きを進めることになりました。
売主様は、長年ここでデザイン会社を経営されてきましたが、ご年齢を理由に事業を終了し、売却を決断されました。
初めて売主様にお会いしたのは5年前のことです。その後、ご自身で室内の書類や備品の整理を進められ、ようやく売却準備が整いました。
中村町の位置は少しわかりにくいかもしれませんが、金沢市の繁華街である片町から犀川を渡ってすぐの場所にあり、非常にアクセスの良い立地です。
この建物は、事務所としての利用に加え、店舗としても活用可能な特徴的な構造を持っています。
商業施設が多数存在するエリアにあるため、今後も多様な用途に適している物件です。
思い出の詰まった物件の価値
売主様との打ち合わせを重ねる中で、建物には単なる不動産としての価値以上に、売主様の人生の一部が詰まっていることを実感します。
5年前からのお付き合いを経て、売却を決断されるまでの過程は、私にとっても特別なものでした。
売主様が長年かけて築いてこられた歴史と思い出をしっかりと引き継いでいただける買主様を見つけることが出来ればと思っております。
この物件は、金沢市の中心地に近い立地の良さから、多くの方にとって魅力的な選択肢となると思います。
新たな所有者がこの建物をどのように活用し、新しい歴史を紡いでいくのか楽しみにしています。
私としては、売主様の思いをしっかりと受け止め、細やかなサポートを提供することで、スムーズな売買を実現させたいと考えています。
この経験を通じて、不動産業務は物件の売買だけでなく、そこに関わる人々の人生に寄り添うものであると再認識しました。これからも、売却依頼をいただいたお客様の期待に応え続け、誠実に取り組んでいくことを心がけていきたいと思います。
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