「埋蔵文化財包蔵地の試掘調査」 | 将来を見据えて早期に不動産売却を検討中の方のため拠点の金沢でお問い合わせに対応

土地試掘調査に立ち会う
今日は少し気温も落ち着いた中で、今月引渡し予定の土地の試掘調査に立ち会いました。
この土地は金沢市の「埋蔵文化財包蔵地」に位置しており、建築や土木工事を行う前に、事前の届け出が必要です。
埋蔵文化財の可能性がある場所では、金沢市の担当者と工事業者の方々が現地で調査を行い、敷地内の土を掘り進めます。
約1メートルほど掘り進めたところ、灰色の地層が見つかり、人がかつて何らかの作業をしていた形跡が確認されました。
この発見により、埋蔵文化財の存在があることが示され、建築工事を進める際には金沢市と協議が必要となります。
しかし、「埋蔵文化財包蔵地」だからといって、建築ができなくなるわけではありません。
金沢市との協議を経て、適切な手続きを踏めば、問題なく建築工事を進めることが可能です。
土地の規制と条件を正確に伝える重要性

このように、物件一つとっても全てが同じ条件ではありません。
それぞれの土地には独自の規制や条件があり、土地の用途、建築基準、周辺環境などが大きく関わってきます。
特に、都市計画や地区の指定、条例など、法律や地域ごとの規制が影響するため、買主様にはこれらの条件をしっかりと説明することが重要です。
土地の売却や購入は一見シンプルなように見えて、その裏には多くの法的手続きや調査が必要です。
今後も、物件の特性や規制を正確に伝えながら、買主様や売主様に信頼される取引を実現していきたいと思います。