「弊社から3キロほどにある物件」 | 将来を見据えて早期に不動産売却を検討中の方のため拠点の金沢でお問い合わせに対応

被災した土地をを預かることに
今日は、金沢市粟崎町にある被災物件2件の売却依頼を受けました。
粟崎町は、弊社から3キロほどの距離にあり、震災前は粟崎町の中でも人気のエリアでしたが、地震による影響で状況が変わってしまいました。
預かることになった2件の物件のうち、一つは半壊した建物で、すでに公費解の順番待ちです。
もう一つは、所有者様が自ら解体を進め、すでに公費解体の申請を行っています。
両方の物件とも、所有者様は震災後に地元に戻る予定はなく、新たな住まいで生活されています。
お一人は、以前も売却のお手伝いをさせていただいた方で、信頼して再度ご依頼をいただけたことが非常に嬉しかったです。
もう一方は、売却物件の近隣にお住まいの方からの紹介で弊社を選んでいただきました。
震災の影響で、このエリアは少し慎重になりがちですが、被害が少ない地域の中古住宅や建売はすでに売れており、近隣で新たな住まいを探している方々も多いと感じています。
被災した地域ということで、価格も抑えてありますか、価値ある物件としてお客様に適切にご紹介できるよう努めていきます。
被災地物件の特性と今後の展望
今回の依頼を通して改めて感じたのは、不動産の売却が単なる物件の取引にとどまらず、住まいにまつわる感情や、人生の一部に関わる重要なプロセスであるということです。
特に震災のような大きな出来事に直面すると、売主様の決断にはさらに深い意味が含まれています。
再建や新たな生活のために物件を手放すという選択は簡単なものではないと思います。
震災前、2物件は粟崎町の中でも人気の高いエリアであり、これからもその立地の魅力は変わりません。
震災の影響で価格は抑えられていますが、逆にその状況を理解し、地域の将来性を見据えた購入者とのご縁を結びたいと思っています。
また、今回のように、過去にお手伝いをさせていただいたお客様が再度依頼をくださるというのは、不動産業に携わる者として何よりの喜びです。
信頼を築くことができた結果として、再度選んでいただけたことに感謝し、その信頼に応えられるように努めていきます。
今後も、お客様一人ひとりの状況に寄り添い、最適な提案を行いながら、地域の活性化にも貢献していきたいと考えています。