「契約期限までに引渡しができない」 | 将来を見据えて早期に不動産売却を検討中の方のため拠点の金沢でお問い合わせに対応

金沢市北部の中古住宅所有権移転
暑い日が続きますね。今日は、金沢市北部にある中古住宅の所有権移転が無事に完了しました。
この物件の売主様はご高齢で、管理の手間を考え、住み替えを検討されていました。
購入希望者が見つかり、5月初旬契約を済まし、6月末での所有権移転と引渡しを予定していました。
ところが転居先がなかなか決まらず、当初の引渡し期限までに間に合いませんでした。
そこで、引渡し準備期間中に遅れることが判明したため、事前に書面で買主様に状況を説明し、了承をいただきました。
その後、売主様の娘様の協力もあり、7月中旬に移転先が決まりました。
まずは引越しを完了し、買主様にお待たせしている分、売主様負担で設備の補修工事や不用品回収、クリーニングを前日までに済ませ、本日無事に所有権の移転を完了しました。
当時の図面や地盤改良の資料も綺麗に保管されていたため、それらも併せて引き渡すことができました。

柔軟な対応と配慮の重要性
今回の取引では、契約の期限を厳守することはもちろん重要ですが、買主様には丁寧に状況を説明し、承諾を得た上での引渡しが実現できたことは、非常に意義深いことです。
ご高齢の売主様に無理をさせることなく、スムーズに取引を進められたのは、買主様のご理解と協力があってこそです。
これからも、要所要所で柔軟に対応しながら、売主様と買主様の双方にとって最適な仲介ができるよう努めていきたいと思います。
不動産取引は、単なる物件の売買以上に、関わる人々の生活や心の支えとなるものです。
今後も、お客様一人ひとりの状況やニーズに寄り添い、最適なサポートを提供することを心がけていきたいと思います。
この経験を活かし、さらなる信頼構築に努めてまいります。